西川木楽会ニュース2010年秋号 |
西川木楽会ニュース2010年秋号(平成22年10月〜12月)
A.ユガテの森作り活動(小船) A.1 定例会 (1)10月度は、万灯祭りと重なり中止。 (2)11月度は、11月27日(土)に、参加者15名で実施。 ・平成12年3月に植栽したサワラ約100本の枝打ち(地上から4m位まで)残りは次回以降にする。 ・東電の鉄塔下の落合さんの雑木林を見学。サクラ、コナラ等があり、1月に伐採する予定で、 伐採した木の一部を会で活用しても結構ですとのこと。集材の方法等を考えたいと思います。 ・シイタケとナメコの形の良いものが収穫できた。ハイカーへの販売、参加者のお土産になった。 (3) 12月度は、12月11日(土)に、忘年会として実施
A.2 忘年会(三船) ・12月11日(土)曇り後晴れのユガテの森に会員25名・会員外6名・中学生2名の33名が参加。 特大テーブル、カマドの準備の後 キノコ汁・ピザ・燻製・モツナベ・野菜サラダの献立の調理を頑張り、12時より皆様から頂いた沢山の差し入れのお酒、ワイン、焼酎、ジュースと奈良漬けや漬物を前に、小見寺副代表の挨拶、小船さんの乾杯の後、皆さんにぎやかに一年の苦労話しや思い出話に花を咲かせた。 帰りのお土産に落合さんのゆずと村石さんのユガテ産仕込み白ゴマを頂き、4時に全員怪我もなく下山した。
A.3 ユガテ第2倉庫の大掃除(三船) ・2010年12月23日(木)8名の参加で実施。 ・一日かけて、第2倉庫の中身をすべて広場に広げ、要/不要に分け再収納した。 また、小屋の外側の整理も同時に実施。 ・帰り落合さん広場横に出る林道を試走した。カーブがきつく4駆の軽トラで行くのが無難である。
B. 木工部の活動(大竹) B.1 木工部の活動報告 (1)10月は、新木工小屋の外板張り、扉の作成、東、西、北面の窓の取り付け、羽目板の取り付け実施。 万灯祭り等のイベント用の舟板材/水車、コマ材準備/コマ中心の穴あけを実施。 万灯祭の準備、後かたづけ、本部整理、敷地内草取りなどを行った。 (2) 11月は、新木工小屋の外壁端材取り付け、西側扉および東側扉取り付けを行った。 11月14日、吾野市に出店。その準備と店番、後片付けを行った。 11月20、21日、吾野紅葉祭り、エコツーリズムに出店。その準備、店番、後始末を行った。 (3) 12月は、新木工小屋の入口扉を取り付けほぼ完了した。 新木工小屋の裏に、新木工小屋附属物置き作成開始。セメントで土台固めをした。 輪切り名札作成開始。12月4,5日:輪切り&煮出し。12月25日:ベルトサンダーで表面磨き実施。
C.製材木工活動(山中) C.1 間伐材利用教室+製材木工定例会 (1)10月度は、中止 (2)11月度は、11月13日(土)、彩の国ボランティア体験の製材体験サポートとして実施した。 ・バンドソー目立て 1本(バンドソーA) ・三芳町産業祭用箸材料作成(ヒノキを中心に、バンドソーで4角棒、手カンナで5角棒に削った。) ・七輪用受け台作成(テラスの机の間に、七輪を置ける様に渡しの木枠を作った) ・第2倉庫の整理 (3)12月度は、12月4日(土)に、参加者7名で実施した。 ・バンドソー目立てを1本実施(小船さんがマスターされた)。砥石の整形がポイントでした。 ・製材(スギ丸太3本)および製材機まわりの整理をした。 ・バッチ用輪切りの作成(輪切りと煮出しを50個前後完了)。 ・さしいれの八つ頭のキヌカツギ(?)がおいしかった。
D. 炭焼き活動 とくに活動はなし。
E.火曜日木工グループ(小川龍) E.1 活動レポート 原則、毎週火曜日、参加者6名で実施。 (1)10月度〜12月度の主な活動 ・10月5,6,12,19、11月2,16日:彩のくにたまNPOプラザふじみ野より受注のテーブル作成 ・11月16,30日 ユガテ広場用ベンチ3台目(縁台型) ・12月7日 薪作り (2)「NPO埼玉ネット」より受注の大型テーブルについて(小船) ・9月に「NPO埼玉ネット」さんから大型テーブルの受注を受け、12月20日に納品した。 ・スギ材でサイズは1800x1200x750mm、天板は雇いざねで継ぎ、脚との接合は蟻桟で組み上げた。 板厚が65mmでサイズが大きく重量が重いため2個に分けて製作(1800x600x750mmx2個)した。 仕上げは、木固め液で天板を強化しキヌカオイル等で全体をまとめた。 木目が美しくスギの特性がよくあらわせたシンプルで存在感のある作品に仕上がった。 ・納品場所は、「彩の国さいたまNPOプラザ」(ふじみ野市うれし野リズムタワーI、1階)。 外から窓越しによく見える場所に設置。将来はサテライト・スタジオの事務机に使用するとのこと。
F.ひまわりプロジェクト(村石) F.1 活動状況 ・ひまわり畑の耕作活動は、第一土曜日を定例活動日にしているが、ほぼ毎週末行っている。 ・10月の初め、ひまわりの種の採取をしたが、夏の暑さのせいか、ロシアひまわり、昨年の品種 とも壊滅状態。今年のひまわり油は断念した。 ・10月から12月にかけて、ひまわりの茎や根の後片付け、鍬で雑草の根の掘り起こし、耕運機を 使って全面耕しを行った。 ・金ゴマは、夏の暑さがかえって良かったのか豊作。収穫・実の天日干しを数回行い、ゴミなどをより分け、忘年会の時にユガテの金ゴマとして参加者にお渡しできた。 ・他に、奥の畑で、ネギやニンニクの栽培をしている。
G.イベント、その他 G1. 東吾野小学校全校児童の秋の遠足「グリーンハイク2010」(小船) ・2010年10月16日(土) 事前準備 7名参加 午後、東吾野小学校の菱先生に参加いただき全校遠足の最終的な打ち合わせ実施した。 ヒノキの伐採準備、急坂下りの場所確認と安全ロープ2本を設置した。 広葉樹の間伐体験で伐採する木に黄色のテープ巻き等を実施した。 ・2010年10月22日(金) 本番 14名参加 当日は、東吾野小学校の校長先生を先頭に全校児童61名が、学校から歩いてユガテ広場に到着。 木楽会会員14名が拍手で出迎え、三船さんが歓迎のあいさつをした。 午前は、ヒノキの伐採見学および伐採したヒノキの丸太切り、皮むき、製材と広葉樹の間伐。 午後は、ユガテの森探検(森の話、植物観察・木の実の話、急坂上がり下り、樹木年齢当てクイズ、沢探し)を実施し、ほぼ予定通り無事終了することができた。 ・翌週、学校では間伐したコナラ等でオブジェ作りを実施したとのこと。 また、後日、活動の写真とあわせ全校児童61名から感謝の手紙をいただいた。 ・地元の児童がユガテの森でいろいろな体験を通して森林や林業に関することを学習できた。 また、会にとっては資源が活かされたこと、各人の持ち味が発揮されたことは大きな成果であった。 ・なお、この遠足は7月に鴨下さん経由で打診があったもので、目的は「全校縦割り班(異年齢集団) を組織し、集団意識を高める。森林に親しみ、森林などの自然を知る活動から、自分たちが住んで いる地域に対する理解と愛着を深める。木材を加工し、木のもつ良さや加工する楽しさを体験する。」 で、理事会においてカタログ作成後の最初の事業として受け入れることを決定したものです。
G2 万灯祭り(宮島) ・2010年10月23日(土)、24日(日)入間万燈まつりが盛況のうち無事終了した。 ・ユガテのクリタケ21パック(シイタケ、ナメコはゼロ)、購入のシイタケ210袋、 その他一本シメジ、ナラタケ、ムキタケ、アカモミタケなどの野生きのこを販売した。 東京のイベントでの毒キノコ販売が影響したのか販売の出足は鈍かった。 ・今年は、シイタケフライを2年振りに復活、349本を販売し収益に貢献した。 ・箸づくり体験には29人が挑戦した。
G3. 三芳町産業祭箸作り応援(宮島) ・2010年11月13日(土)7名で実施 三芳町運動公園で開催の「三芳町産業祭」に、出店協力金を頂く形で、箸作りをメインに出店した。 4台の削り台は常にフルに稼働した。来客者38名が体験。整理券を配布し待ち順を明確にした。 三芳町の木にこだわって準備を進めたが腐れひどく使用できなかった。 ユガテのシイタケ(14)、ナメコ(1)、竹炭(5)、リース(4)、柿等を販売した。 ・事前に、準備として10月16,17日(土,日)に、箸材作りを実施した。
G4. 天覧山谷津里作り、第5回復活祭(三船) ・2010年11月21日(土)キノコ汁作り 7名参加で実施。 天覧山谷津の里作りプロジェクトのイベントとして、飯能市民らが40〜50名集まり、田んぼや水路の整備、灌木の伐採、レンゲの種まき等行った。 木楽会は薪を燃やしてキノコ汁を作り、テンタの会が今年収穫した米を使ってムカゴご飯を炊いた。
G5. 東京野歩路会クラフト山行対応(山中) ・2010年11月23日に実施予定していたが、当日、雨のため中止した。 来春に延期する予定。 ・東京野歩路会は、毎月、岩登りからハイキングまでの種々の山行を企画実施している山岳会です。 今回、東吾野駅からユガテ、五常の滝を経由して横手駅へ抜けるハイキングの途中に、ユガテの森で箸作りと炭火焼き+キノコ汁の昼食を楽しんでいただく「クラフト(箸作り)+キノコ汁付き山行」を共同で企画し、9名の参加を見込んでいたものです。
G6. 西川材フェアー(三船) ・2010年11月29日開催予定だったが、台風が接近のため中止。
以上
(発行:山中 和郎) |