西川木楽会ニュース2010年夏号 |
西川木楽会ニュース2010年夏号(平成22年7月〜9月) A.ユガテの森作り活動(小船) A.1 定例会 (1)7月度は、7月24日(土)に、会員14名、会員以外6名で実施 ・ケヤキ植栽エリアの草刈りと、ヒマワリ畑の手入れを実施した。 ・東吾野小学校の秋の全校遠足(10月22日)の件で、担当の先生と下打合せを実施。 間伐見学、伐採した木の加工、森を散策し樹木や草本の観察、製材の見学/体験等を今後検討する。 ・午後、今後の活動の参考にするための参加者へのアンケート、情報交換と暑気払いを行った。 過半数の賛同を得た項目は、森作り(11人/13人中)、炭焼き、自然観察(10/13)、キノコ栽培、 製材作業、間伐材製品(8/13)、森の健康診断(7/13)でした。 その他、栗など広葉樹の間伐、ケヤキエリアに新木(例、レモンや伊予柑?)植栽等の話が出た。 ・テラスで炭火でのホルモン焼きを囲んで懇談できたのはなによりでした。 (2)8月度は、8月28日(土)に、参加者15名、見学者3名で実施 ・作業道補修用、名札用のヒノキ間伐材の引き上げ。 名札用の細目の材は燻製窯の前に50数本、作業道補修用の材は道の途中に20数本置いた。 ・片岡さん提案でゴマ採取後に立てかけておく竹篭を急遽作成。骨組みは出来た。竹が古くて苦闘。 *宮島さんからの報告あり。林業関係者の事故多発(今年23名死亡)とのこと。 秩父でベテラン作業者が間伐時、木の下敷きになり死亡した等、注意が必要。 (3) 9月度は、9月25日(土)に、参加者17名で実施 ・遊歩道(作業道)の整備 テラス脇からケヤキエリヤに通じる道を補修。シイタケ園から東に延びる尾根沿いの道を整備した。 ・樹木名札づくりの実施 ヒノキの板(幅15cm前後)を長さ約30cmに切断し40枚準備、後日樹木名等を書き取り付け予定。 ・ひまわり畑の草取りなど ・東吾野小学校全校遠足(10月22日)の打ち合わせを行った。 1.ヒノキ間伐体験(丸太切り)、2.製材体験。3.コナラなど雑木間伐体験、ユガテの森探検など実施。 ・佐藤永治さんから差し入れの天然マイタケの天ぷらにし皆さん大喜びの様子でした。
A.2 彩の国ボランティア体験「マイ箸作り」 8月14日(土)、彩の国ボランティア体験「マイ箸作り」を、中学生2名およびその付添2名を迎え、 ユガテの森で実施した。木楽会参加者は7名。 午前中は小船さんの指導でヒノキの箸作り(カンナでの削り出し)、午後は小見寺さんの指導で林業の 話と間伐、山中の指導で皮むきと製材を実施した。
B. 木工部の活動(大竹さん) B.1 木工部の活動報告 (1)7月度は、新木工小屋の床張り、屋根作成(野地板、防水シート、トタン波板張り) を行った。 その他、本部整理、敷地内草取りなどを行った。 (2) 8月度は、新木工小屋の樋取り付け、床ネジ止め、南窓側窓取りを行った。 その他、車庫物置き、木材小屋、整理、敷地内草取り、敷地内整備などを行った。 また、吾野祭り(8月28日実施)の準備、出店参加、後始末を行った。 舟の本体、水車作りを行った。(帯鋸破断した) (3)9月度は、小屋作りの継続。本部敷地内草取り、畑仕事などを行った また、11月14日(日)に実施される吾野宿市に向け、準備開始した。
C.製材木工活動(山中) C.1 間伐材利用教室+製材木工定例会 (1)7月度は7/10(土)に5名で実施した。 ・製材機まわりの杉材丸太6本と小船さん持参丸太1本の7本を使って、20t板10枚、40t板6枚 と120角材1本を製材した。 (2)8月度は、8月14日(土)、彩の国ボランティア体験の製材体験サポートとして実施した (A.2項を参照ください。) (3)9月度は、9月11日(土)に、参加者8名で実施した。 ・ヒノキ丸太4本を製材した。3x3cmの角棒を20本、2cm厚の板を7枚他を作成した。 ・薪作り(製材機横の腐りが入った丸太を使用) ・糸のこでのくりぬき用板作成(西川材フェアー用で使用する分確保) ・樹木名札用板加工(乾燥台の2cm厚板を自動カンナで両面カンナがけ)
D.火曜日木工グループ(小川龍) D.1 活動レポート 原則、毎週火曜日、参加者6名で実施。 (1)7月度〜9月度の主な活動 ・第一倉庫壁面用焼き杉製作・取り付け ・小見寺さん要請の太鼓板等製作 ・ひまわり畑用看板製作 ・ユガテ広場用ベンチ追加作 ・彩の国さいたまNPOプラザふじみ野より受注のテーブル作成
F.ひまわりプロジェクト(村石) F.1 活動状況 ひまわり畑の耕作活動は、第一土曜日を定例活動日にしているが、ほぼ毎週末行った。 (1)7月は、ひまわり畑の雑草取りに明け暮れた。 ゴマは快調に花が咲いた。ゴマは暑く乾燥した方が良いとのこと。 (2)7月24日(土)夜の雷雨によりユガテのヒマワリがなぎ倒され、3000本植えたひまわりが 約1000本位に減った。 その後2週間をかけ、倒れたひまわりを整理し、特に壊滅状態だった中央部に広場を作った。 (3)8月7日(土)に、ひまわり開花期通路体験を行った。会員および家族計13名が参加。 今日を見計らったように、ひまわりの黄色い花が満開になった。 村石さんの奥さんに用意いただいたアイスコーヒを飲みながら一日ひまわりを楽しんだ。 ひまわりを目当てに登ってきたハイカーもおられ、知る人ぞ知る名所になった。 昼過ぎ、サイサン環境保全基金事務局の方も見に来られ満足されたご様子でした。 また、火曜日木工グループが作成した立派な看板がひまわり畑を引き立てた。 (4)8月、9月は、ひまわりの種とりとゴマの収穫を行った。 ロシアひまわり種は、ほぼ、壊滅状態。昨年の品種は、半分位が油に出来そうです。 ゴマの乾燥には、片岡さん提案のかごがたいへん役に立ちました。 以上 (発行:山中 和郎) |