西川木楽会ニュース2011年春号 |
西川木楽会ニュース2011年春号(平成23年4月〜6月) A.ユガテの森作り活動 A.1 定例会 (1) 4月9日に、「ユガテの春を楽しむ」として参加者27名で実施 天候不順でしたがブルーシートの屋根の下で山菜天ぷら,豚汁と秩父ホルモンを焼きながら、ビール、清酒、ワイン等で東北災害の早い復興を祈り自然の恵みに感謝しながら杯を傾け懇談した。3時に閉宴し片付けを行い下山した。 (2)4月度は、4月23日(日)に、参加者10名で実施、23(土)は雨天が予想され24(日)に順延したもの ・3月26日の定例活動で植栽した植木に名札杭26本を立てた。 ・通称「ひまわり畑」でカボチャを棚づくりで栽培するため柱として使用する直径10センチ前後、長さ2.5メート ル超の小丸太を16本広場に引き上げた。この後、畑の種まき予定地に柱を固定する杭を15本立てた。 ・4月12日にコマ打ちをしたナメコのホダ木20本の伏せ込みをした。 ・1本木コンテスト対応。千葉県松戸市から丸太を選び来られたので現場で選んでいただいた。 (3) 5月度は、5月28日(土)は、雨のため中止 (4) 6月度は、6月18日(土)に、参加者7名で実施 ・通称「ひまわり畑」でのカボチャの空中栽培用棚の枠組みを作った。材料は「一本木コンテスト」で使用した作品展示施設の丸太などを転用し、新たに、竹を棚として使用することにした。
B. 木工部の活動 B.1 木工部の活動報告 (1)4月は、 ・新木工小屋附属物置き造りを継続。(屋根の骨組み、野地板留め、防水シート、トタン波板貼り付け 床板準備・加工、床下中桁作り、床板カンナがけ、幅調整切り揃え、厚み調整他) (2) 5月は、 ・一本木コンテスト準備(看板作り、会場用丸太カビとり等)および、一本木コンテスト本番と販売 ・新木工小屋の附属物置き造りを継続。(西側外壁、北側トタン西北端材張り等外壁ほぼ完) (3) 6月は、 ・新木工小屋の附属物置きを完成させた。(屋根、北側壁トタン波板張り他) ・他、畑仕事、周辺の整理など。
C.製材木工活動 C.1 間伐材利用教室+製材木工定例会 (1)4月度は、4月9日(土)、ユガテの春を楽しむ会と重なり中止 (2)5月度は、5月14日(土)、一本木コンテスト準備として実施。詳細は一本木コンテストの項参照。 (3)6月度は、6月11日(土)、雨のため中止。
D. 炭焼き活動 とくに活動はなし。
E.火曜日木工グループ E.1 活動レポート (1)4月度〜6月度の主な活動 ・4月12日 7名参加。きのこ菌の駒打ち(ナメタケ22本400駒。キクラゲ:100駒) 花木(ムクゲ)植え付け、一本木コンテスト用製材(2件) ・4月26日 7名参加。第一倉庫裏収納場所作成 コンクリート板(床)敷設、枠、屋根部分作成、柱製材 ・5月10日 7名参加。第一、第二倉庫間収納庫、屋根葺き、壁張り、ドア取り付け。 ・5月17日 7名参加。第一、第二倉庫間収納庫、雨じまいを残し完了。 ・5月24日 7名参加。第一、第二倉庫間収納庫、残っていた雨じまい作成し完了。 カウンターテーブル&ベンチのデザイン、仕様等の打合せ、木材資材手当、加工のための薪作り ・6月07日 7名参加。カウンターテーブル&ベンチの作成(天板部整形、ベンチ脚部材制作、 ・6月08日 8名参加。 ベンチ座面板製材、脚部着色の為の再煮込み) ・6月13日 7名参加。同上 ・6月21日 7名参加。同上 (ベンチ2脚組立、オスモ塗装完、テーブルは天板、脚のほぞ細工中) ・6月22日 6名参加。同上 ・6月28日 7名参加。同上 (ベンチ2脚組立、オスモ塗装完、テーブル仕込み) ・6月29日 6名参加。同上
F.ひまわりプロジェクト F.1 活動状況 (1)4月度は、かぼちゃの棚作りの準備(材料の丸太14本集め)とかぼちゃの苗作りを行った。 (2)5月度は、5月14日に八房とうがらし苗の植え付けを完了した。 また、ひまわりの種まき準備も予定通り完了した。 (3)6月度は、6月4日に、ひまわりの種まきを完了した。
G.イベント、その他 G1. 第1回一本木コンテスト ・5月1日、2日、3日、5日、8日の5日間、ユガテで一本木コンテスト・連休集中準備会を実施。 参加者は延42名、連日参加頂いた方々数名を含め13名の方々に協力頂いた。 作品日よけ用ヨシズ屋根検討・製作(ユガテの間伐丸太14本を利用→後日かぼちゃ棚に使用予定)。 コンテスト会場案内看板(丸太版と板版の2種作成。文字は切り抜き。) 作品メッセージボード(枠付き6mm厚のすぎ板+半割れ丸太の台) 等の製作を行い、完成のめどが付くところまでおこなった。 広場の拡張(法面埋め立て)は完成した。原木シイタケの収穫販売も実施した。 ・5月14日(土)、ユガテで最終の準備作業をユガテで参加者8名で実施した。 コンテスト用のセットの最終仕上げを行った。 追加で、一般の審査員へのプレゼント品(ヒノキキーホルダ)を作った。 ・5月20日(金)、午後、ユガテで、木枠や看板等の資材を2台の軽トラに積み込んだ。17:00過ぎ飯能市役所に移動し、19:00ごろまでかかって庁舎前の歩道に木枠や看板を組み上げた。 ・5月21日、22日、第1回一本木コンテストを、第9回飯能新緑ツーデーマーチ中央会場(飯能市役所)内の特設会場で開催し、大成功で終了することができた。 初日は、6:00から会場のセッティング(ヨシズ張り、出品作品の搬入展示設定等)し、そのまま展示公開開始した。ウォーキング受付所の前が展示会場のため、多数の方々から好評を頂いた。 9:00〜11:00、2次審査を実施し表彰作品を選定した。審査員は、一次審査時の員の3氏に加え、飯能市長、(社)埼玉県木材協会会長、川越農林振興センター所長、一般参加者100名があたった。 表彰作品として、最優秀賞:木漏れ日、優秀賞:むささびくん、奨励賞:西川の木鎖、同じく奨励賞:正三角柱で構成したベンチが選出された。 15:00すぎ、見物者も少なくなり、市役所ホール片隅に出品作品を退避し終了した。 2日目は、9:00から、昨日退避した作品を再度展示位置に戻し展示再開した。 13:00すぎ、雨の気配を感じたため展示終了し、後片付けのあと解散した。
G2.「ツーデーマーチ」 ・5月21日(土)、22日(日)、飯能市役所を起点終点とした「ツーデーマーチ」が開催され、木楽会 でも出店をした。M氏、N夫妻、Y氏その他の皆さんのご協力により、木工製品や染め物等の販売や コマやネイチャープリントの実演等を行った。 G3.「埼玉県植樹祭」 ・6月4日(土)8:00〜14:00 出店14団体の一つとしてグランドの一角に出店し、丸太切り、箸作り や木工品の販売をした。参加者7名。 式典や植樹が終わった後1時間位がピークで、昼頃には客足が遠のき撤収した。
G4. 「荒川流域一斉水質調査報告」 ・6月5日(日) 晴れ 8:30〜13:00 参加者5名。 高麗川の横手諏訪橋から正丸峠下までの本支流10ヶ所の水を採取し、旧南川小学校に持ち寄り水質調査を実施した。昨年に比べ気温は高かったが水温は低く水量も多かった。水質はCOD値が0.2以下で綺麗だった。
G5 木楽会通常総会 6月25日(土)午後、飯能市・西武ガスホールにおいて、平成23年度通常総会が開催された。 (1)13:00〜14:00は、通常総会。 平成22年度事業報告、平成22年度収支決算報告、平成23年度事業計画(案)平成23年度 収支予算書(案)、役員改選(案)の説明と審議が有り、それぞれ原案通り承認された。 来賓として、飯能市長、川越農林振興センター所長、西川広域森林組合長から挨拶を頂戴した。 (2)14:00〜14:30は、一本木コンテストの表彰式。 最優秀賞(木漏れ日)、優秀賞(むささびくん)、奨励賞(正三角柱で構成したベンチ、西川の木鎖) のそれぞれの製作者にたいして、飯能市、川越農林振興センター、埼玉県木材協会、西川木楽会 から賞状と賞金が贈呈された。 (3)15:00〜16:30は、田中美津江氏(公益財団法人オイスカ山梨県支部事務局長)の講演 ・オイスカが、企業と協働した森作りプロジェクトのコーディネートについて話を伺った。
以上 (発行:山中 和郎)
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