西川木楽会ニュース2012年春号
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西川木楽会ニュース2012年春号(平成24年4月〜6月) A.ユガテの森作り活動A.1 定例会
(2)4月度は、4月30日(土)に、参加者18名で実施
・一本木コンテスト用の丸太運搬、皮むき、磨き作業、一部製材 ・線下檜幼木の雪起こしと枝払い(H1m位) ・道沿いの檜を中心とした枝打ち(H2.5m位) ・森の健康診断 その他、椎茸とワラビを収穫し販売した。ハイカーが多く好評だった。 (3) 5月度は、5月26日(土)に、参加者14名で実施 ・草刈り:昨年3月に植え、シカの食害を受けた苗木周辺の草を刈りとり、日当たりと風とおしを良くした。 ・サワラエリアの粗朶整理:サワラエリアの枝打ちで、切り落とした枝の整理をした。 ・ひまわり畑作業:草取りをして唐辛子などの苗の植え付けをした ・その他 会代表が受け持つ自由の森学園高の校外授業がユガテの森で行われた。今後交流できるとよいのでは。 休日等にユガテの森に行って何かをしたいと思いたくなるような場所にするよう整備や活動をすすめよう。 ユガテの森がいろいろな形で利活用されることが地域や、森林・林業の活性化に?がるものと思います。 (4) 6月度は、6月23日(土)に、参加者14名で実施 ・下草刈り鎌などの刃砥ぎを、O氏の指導で行った。しゃがみ姿勢での実践的な砥ぎ等を教わった。 ・仮伏せ中のシイタケほだ木を本伏せにした。長さ太さが様々で作業がたいへんで有った。 ・山ブドウの苗を、ユガテ広場の東側にパーゴラを作り、その柱に巻き付けるように植えた。 ・ひまわり畑作業:草取り他、ひまわり品種により芽吹きが均一でないのが心配。 ・その他、ログ倉庫の天井にまさに巣を作り出したスズメバチ一匹を駆除した。注意のこと。
B. 木工部の活動B.1 木工部の活動報告 (1)4月は、 ・旧木工小屋の屋根修理、新木工小屋物置きや敷地内の整理、吾野市の準備、参加、後始末を実施 (2) 5月は、 ・一本木コンテスト準備作業、本番参加 ・COMハウス敷地内の草刈り、吾野市の準備、参加、後始末を実施 (3) 6月は、 ・6月3日2名参加。箸材作り ・6月10日 3名参加。板材を使っての切断、カンナがけ、糸のこ作業。ニセアカシアの運び上げ。 ・その他、敷地内の草取り等の整理
C.1 間伐材利用教室+製材木工定例会(1)4月度は、4月7日(土)、ユガテの春を楽しむ会と重なり中止 (2)5月度は、5月12日(土)、一本木コンテスト準備として実施。詳細は一本木コンテストの項参照。 (3)6月度は、6月9日(土)、雨のため中止。
D. 炭焼き活動 とくに活動はなし。
E.火曜日木工グループE.1 活動レポート(1)4月度〜6月度の主な活動 ・4月03日 5名参加。ユガテ広場掲示板作成(木取り)、名札用材カット、燻製窯整 ・4月10日 6名参加。ユガテ広場掲示板作成(組立)、一本木コンテスト準備 ・4月24日 5名参加。ユガテ広場掲示板作成(完成、設置) ・5月01日 4名参加。大工道具手入れ、製材 ・5月08日 7名参加。一本木コンテスト準備 ・5月29日 5名参加。一般受注のテレビ台製作準備 ・6月05日 6名参加。催事時販売用木工小物制作 ・6月12日 5名参加。同上 ・6月26日 6名参加。同上。小物作成用の板作成(丸太の引き上げ、製材)。カツラの苗仮植え
F.ひまわりプロジェクトF.1 活動状況(1)4月度は、ひまわり畑の整備(掘り起こし)と、かぼちゃ棚の修理、かぼちゃ苗の作成を行った。 (2)5月度は、ひまわりの種まき(肥料入れ含む)を、2日にわたって、知人4名の協力を得て完了。 その他、八房とうがらし、かぼちゃ、瓢箪、へちま、モロッコいんげん等の苗の植え付けを完了。 (3)6月度は、雑草取りに終始した。ネギの苗200本、ミニトマトの苗100寄付有り植えこんだ。 G. イベント、その他G1. 第1回一本木コンテスト・4月30日、5月4日、6日、8日、12日の5日間、ユガテで一本木コンテスト準備会を実施。 参加者は延19名、連日参加頂いた方々も含め12名の方々に協力頂いた。 基本的には、昨年準備したものを流用し、 作品日よけ用ヨシズ屋根用の丸太加工(ユガテの広場線下伐 採の14本を利用)。 コンテスト会場案内看板、丸太版:文字の色塗り、板版:表示板上下桟の再作成。 作品メッセージボード用半割れ丸太の台の再作成、入賞者の盾の作成 一般審査員への記念品づくり(ヒノキキーホルダー/ストラップ)を行った。 ・5月18日(金)、参加者:8名。ユガテで、木枠や看板等の資材を2台の軽トラに積み込んだ。16:00過ぎ 飯能市役所に移動し、19:00ごろまでかかって庁舎前の歩道に木枠や看板を組み上げた。 ・5月19日、20日、第2回一本木コンテストを、第10回飯能新緑ツーデーマーチ中央会場(飯能市役所) 内の特設会場で開催し、天気にも恵まれ、今年も成功裏に終了することができた。 初日は、5:30から出品作品の搬入、会場のセッティングを行い、9:00から展示公開開始した。 ウォーキング受付所の前が展示会場のため、多数の方々から好評を頂いた。 19日〜20日の午前中にわたって、審査員3名、特別審査員4名、一般審査員200名による最終審査が行われ 、下記のとおりの結果となった。
G2. 「荒川流域一斉水質調査報告」 ・6月3日(日) 雨のち晴れ 8:30〜13:00 参加者4名 高麗川上流の10ヶ所の採取した水を旧南川小学校にもちより水質調査を行った。
(2)14:00〜14:30は、第2回一本木コンテストの表彰式。 最優秀賞(照明器具)、優秀賞(木の字パネル)、奨励賞(カン・ペット収集ラック、森のフクロウ) それぞれの製作者にたいして、飯能市、川越農林振興センター、埼玉県木材協会、西川木楽会 から賞状と賞金が贈呈された。 (3)15:00〜16:30は、“「カエデ樹液」の活用の試み 山・里・街連携による新しい林業“と題して、 (NPO)秩父千年の森の理事長:島崎武十郎氏、同副理事長:田島克己氏から講演して頂いた。 秩父に自生するカエデ類の樹液を採取し活用する伐らない林業の展開についてお話しいただいた。
以上 (発行:山中 和郎)
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