西川木楽会ニュース2014年春号

 

 

西川木楽会ニュース2014年春号(平成26年4月〜6月)

 

A.ユガテの森作り活動

A.1 定例会

 

(1)4月度:4月22日(土)に、参加者13名で実施。

@ 山菜(ワラビなど)採取。最終的に「キ−ホルダー」と合わせ700円の売り上げ 

A 鹿避け仮設ネットの除去と若干の草刈りと保存木への目印付け:鹿避けネットの効果は絶大で鹿の侵入は皆無でした。

B 最近植栽した各種苗木の活着確認→良好 

C ユガテに至るハイキング道脇の山の間伐木の選定と下草刈り

D 畑の草取り 

 

(2)5月度:5月26日(土)に、参加者9名で実施 

2班に分かれ、ツツジの植栽木周りの草刈りとOさん宅からユガ

テに至るハイキング道脇で行われた間伐した木の集積、搬出作業

を行いました。少人数で、しかも高齢者が、大いに汗を流して、

行ったところです。軽トラックで、3往復です。

結果は、長さ2m、3mのスギ、ヒノキを50本搬出し、製材機

側に集積しました。伐採直後の搬出のため、「重たかった」の一言です。

 

(3) 6月度:6月28日(土)は、雨のため中止

 

A.2 ユガテの春を楽しむ会

 4月13日(金)に、参加者32名(内会員:30名)で実施

午前中は、シイタケの駒打ち班、料理準備班に分かれそれぞれ

作業を行った。

シイタケは、この一週間の暖かさと雨のせいか大量に発生し、

ピザと天ぷら、おみやげにもなった。

12:30から食事と懇談。

メニューは山菜、野菜の天ぷら、シイタケピザ、ユガテ野菜の

お浸し、恒例おはぎ、燻製鳥肉、サラダ、つくし、粟飯(?)等など盛りだくさんの料理が並びました。天ぷらは、ユガテの畑で頂いた、菜の花、からし菜、ノラボウナ、蕗のとうやシイタケ、珍しいところでは、ハナイカダの新芽など春の味を堪能しました。かつて豊富に採れたタラの芽が少なくなったのは寂しい気がする。

14:00を過ぎ、三々五々流れ解散になり4時頃には、山を下った。

 

A.3 5月連休臨時活動

 5月3日(土)参加者6人で実施。

・ユガテの山菜等の販売:シイタケ、ワラビ、ウド、「木」ホルダー 合計5900円

・薪割り機の修理:エンジンの出力不足のため、力不足で使用不可でしたが、エンジンの分解修理の結果、改善した。なお、オイルの劣化による力不足も指摘された。オイルは、近々交換します。

・タモギタケ(100駒)の植菌を行いました。

・昼から、焼き肉を食べながら、今年度に取り組む、「森林。山村多面的機能発揮対策事業」

について、打ち合わせをし、午後3時に解散した。 

 

B. 火曜日木工グループ

B.1 活動レポート

 ・4月01日(火) 参加者5名で実施 賽銭箱製作

 ・4月08日(火) 参加者4名で実施 賽銭箱製作

 ・4月15日(火) 参加者5名で実施 賽銭箱製作、製材

 ・4月22日(火) 参加者5名で実施 賽銭箱製作

 ・5月13日(火) 参加者5名で実施 賽銭箱製作

 ・5月20日(火) 参加者7名で実施 賽銭箱製作、彫刻用桧材製材加工、自由木工

 ・5月26日(火) 参加者5名で実施 製材

 ・6月03日(火) 参加者8名で実施 エコツー(ベンチ)用桧材、彫刻用材加工、箸材作り

 ・6月10日(火) 参加者4名で実施 測量用杭製作、製材置場整理

 

C.イベント、その他

C.1 飯能市エコツアー「ユガテの春を楽しむ」

・4月20日(日)、会員8名、一般参加者25名で実施

 東吾野駅に集合し、飛脚古道を通りユガテの森へ徒歩で

移動、途中、植物観察会、山菜採りを実施。

ユガテの森で、採ってきた山菜を天ぷらにして食べた。

午後は、西川木楽会のユガテの活動と西川材の話をし、

徒歩で東吾野駅に戻り解散した。

C.2 荒川流域一斉水質調査

 ・6月1日(日)、会員6名で実施

2台の車に分乗し、高麗川の諏訪橋から正丸峠下まで

の本支流10ヶ所の水を採取し、旧南川小学校に集まり

水質検査を実施した。

結果として水質はきれい(cod値で1〜4mg/L)、水温が

1ヶ所を除き昨年比で+0.4〜+2.4℃の範囲で高い値を示

した。

 

 

F.4 西川木楽会通常総会

 6月15日(日)午後、飯能市・西武ガスホールにおいて、平成26年度通常総会が開催された。

 (1)13:00〜14:20は、会員28名の参加で通常総会。(委任状による参加は31名)

   平成25年度事業報告、平成25年度収支決算報告、平成26年度事業計画(案)、

   平成26年度収支予算書(案)の説明と審議が有りそれぞれ原案通り承認された。

   来賓として、飯能市長、川越農林振興センター所長各代理の方から挨拶を頂戴した。

 (2) 15:00〜16:30は、「野生動物被害の現状と対策!」と題して、埼玉県農林総合研究センター

   鳥獣害防除担当:古谷益朗氏に講演して頂いた。

   鹿だけでなく、イノシシ、サル、アライグマ、ハクビシンが、どんどん人里に進出している現状と、

   相手を知り、相手に食べ物と安全な隠れ家を与えずに、適切な防護柵で農林作物を守ること

   が大切であることを学んだ。

 (3) 17:00〜20:00は、25名の参加で、「ローチャオ」にて懇親会を実施した。

 

 

以上 (発行:山中 和郎)

 

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