西川木楽会ニュース2013年秋号

 

西川木楽会ニュース2013年秋号(平成25年10月〜12月)

 

A.ユガテの森作り活動

A.1 定例会

 

(1) 10月度は、入間万燈祭り他と重なり中止した。

(2) 11月度は、11月23日(土)に、参加者6名で実施

・獣害防止ネットの整備…主としてシカによる被害対策としてフィールド内 周囲320メートルにわたり防護柵を設置し、本日で一応完了した。監視カ メラの設置により実態が明らかになって具体的な対策が実施できたことは よかったと思う。ところで、最近ユガテの森からイノシシが姿を消したよ うな気がする。シカの出没と何か関係があるのでしょうか…?

・その他…フィールド内にある渋柿を100個ほど収穫した。渋抜きのノウハ ウを教えて頂いたので早速試み、成功すれば忘年会に食べられるかも。コ ウご期待あれ。

 

A.2 忘年会

・12月10日(日)に、参加者28名(内会員外7名)で実施。

・冬らしく少し寒い一日だったが楽しく開催でき親睦を深めた。

・10時に集合。まず、全員で、ケヤキエリアの思い思いの場所に ミツバツツジの植樹を行った。獣害防止柵が設置され鹿害の心 配がなくなり、来年にはミツバツツジの花が見られそうです。

 また、昨年と同様に、テラス前の道の上に巨大クリス

 マスリースが作られハイカーの話題になっていた。

・忘年会は、会長の乾杯で始まり、たくさんのキノコや野菜が入 ったキノコ鍋、ベーコンブロックの燻製、からあげ、やきとり 、ユガテ産のひまわり油ドレッシングがかかったダイコンサラ ダなど盛りだくさんの料理とアルコールが並び楽しい時間を過 ごした。

 たくさんのワインやお酒、漬けものなどの差し入れを

 頂き感謝です。

・3時近くなると寒くなり、徐々に片づけ始め、たくさんのユズを おみやげに頂きお開きとなった。

 

B. 木工部の活動

B.1 木工部の活動報告

 10月~12月は

・万燈祭り用のコマ・舟材料の準備、万灯祭に参加、後片付け。

・Aさんが「一本の木」オーディション用の作品(蜻蛉)をCOMハウスで作成した。

・西川材フェアー用のコマ・舟材料の準備、参加、後片付け。

・鉄道フェアー用の小型の汽車を作成開始。

・その他COMハウス敷地内の畑作業、草取り、丸太運搬材木整理等。

 

C.火曜日木工グループ

C.1 活動レポート

 

(1)10月度~12月度の活動

・10月08日 8名参加 東吾野小受入準備(木登り用梯子取付け、皮 むき用馬製作) 、

 木工旋盤用架台制作取付け、こーすたー作り

・10月22日 7名参加 東吾野小受入準備(ポイント表示板製作)、 鹿避け看板製作、万燈祭り展示品

 整理

・10月29日 7名参加 東吾野小受入準備、万燈祭り持込み道具類 整備

・11月05日 8名参加 鹿避け柵構築

・11月12日 4名参加 鹿避けネット高さ調整他

・11月19日 7名参加 鹿避け柵構築関連作業(看板製作、

 ネット・ペグ打ち込み他)、箸材作り

・11月26日 4名参加 鹿避けネット高さ調整他

・12月03日 5名参加 鹿避け柵構築関連作業(製材機側出入

 構築)、ビニールハウス周囲雨水侵入防止溝切、階段構築他

・12月17日 7名参加 廃材運搬(山川建具店からユガテ)

・12月24日 6名参加 鹿避け柵構築関連作業(製材機側出入

 構築)、薪割 

 

 

D.ひまわりプロジェクト

D.1 活動状況

(1)10~12月度は、ほぼ毎週土曜日活動し、今年良く咲いたひまわ

  り畑の後始末をした。9月に採ったひまわりの種を乾燥、トウミ

  を使って種を選別した後、搾油所に持ち込みひまわり油を絞るこ とができた。今年は、忘年会でお披露目をすることができた。

  その他、胡麻、落花生、ダイコンなど各種野菜を収穫した。

  春にも、黄色いお花畑が見られるように菜種の種を撒いた。

 

E.イベント、その他

E.1 入間万燈祭り

・10月26、27日(土、日)に、参加者会員8名(26日)、11名(27日)で実施。

 今回も天気に悩まされる入間万燈まつりになった。前日まで、「中止か」との話もあり、準備が滞 りがちのスタートだった。

 26日は、2時ごろまでは、雨模様、その後は、回復し、序々に客足が出てきた。

  27日は、朝から快晴。若干、風があり、揚げ物作業に支障をきたしたが、大勢の人出があった。

  今回は、一本の木コンテストやエコツアーと重なり、スタッフを分散せざるを得ない状況であり、

  少数精鋭のフル活動で、てんてこ舞いです。

  2日間の売上額は、例年程度です。但し、ユガテのシイタケ、クリタケ、ナメコ、野生のキノコ

  が無い状況でのこの売上額は、スタッフの努力の結果です。特に、Oさん、Mさんによるシイタケ

  フライは、収益に大いに貢献した。また、今回は、秩父のBグルメである「みそポテト」に挑戦

  した。

  1日あたり、40皿程度でしたが、行列が出来る勢いで、即、完売となった。

  人気商品であることは、解かったが、ジャガイモをゆでる、皮をむく作業に一工夫が必要です。

  箸づくり体験では、Kさん、Oさんが専属で指導し,切れ目がない客足の状況で、用意した材料を

  すべて使うことが出来た。指導者の巧みな話術も加わり、人気メニューです。

  今年は、3時ごろまでに、商品も完売したこともあり、ゆっくりと片付け作業を行なった。

  しかし、資材の搬出作業時間帯が限られていることから、6時ごろまで、バタバタした次第です。

 

E.2飯能エコツアー「蕨山に登ろう」

・10月27日(日) 8:30~16:30に、参加者、会員5名、非会員:20名で実施。

  内容:有間渓谷観光釣場に9:20に集合開会の挨拶、車に分乗し逆川乗っ越しへ、打ち合わせ、

  ストレッチを済ませ有間山を通り有間峠へ向かう。途中、キノコと植物観察を行う。

  有馬峠で昼食、用意したキノコ汁とキノコ飯を提供した。素晴らしい風景と紅葉を観ながら逆川

  乗っ越しへ戻った。再び車で有間渓谷観光釣場に戻って閉会式となり、無事ツアーは終了した。

 

E.3「一本の木」オーディション

 

1) 「一本の木」オーディション

・10月26,27日(土,日)に、参加者、26日:会員9/非会員

 4名、27日:会員8名/非会員5名で実施。

 西川木楽会が主体で、西川広域森林組合、商工会議所とで実行委 員会を作り共催する形オーディションを開催した。多くの応募者 、スポンサー、来場者(評価者)に恵まれ、森と街と人をつなぐこ とができた。

・この7~8月、木や山を活かすプランや作品を募集したところ、

  作品部門:  出展者:21名 作品:27点

 プラン部門: 出展者:18名 プラン:20点

 と、驚くほど多彩な作品やプランを持ち寄り頂いた。

・会場は、駿河台大学の講義棟/3307階段教室(150人収容)

 と階段前のホールをお借りした。

 大学祭(駿輝祭)の会期中だったが、喧噪を感じることは無く

 落ち着いた雰囲気だった。

・オーディションは、展示会場の来場者に「評価シート」を

 渡し、気に入った作品の評価を書いていただき、その結果を集計 する形で行なった。

 250名を越える方々から評価を頂くことができた。その中で「木 のおもちゃ」が県の方の目にとまっ

 て商品化の話が決定し、話を次につなげることができた。

・今回は、出展者に立会いをお願いしたので、あちこちの作品やパ ネルの前で話合いが始まり、作者

 とスポンサー・来場者の出会いの場を提供する事ができ、山や森 や木への想いを共有することがで

 きたことは良かった。

(2)「一本の木」オーディション交流会

・12月14日(土)、参加者、会員9名、非会員7名で実施。

・10月26,27日に実施したオーディションのフォローアップを

 兼ね、出展者10名(内実行委員4名)に出席いただき、東飯能

 丸広百貨店7階の飯能市民活動センターで意見交換会を行った

・スギの線香の商品化を進める話が出て盛りあがった。

・子供時代に森や木とのふれあいが大切という結論になった。

 

 

E.4東吾野小学校の「グリーンハイク2013」支援

 

・10月30日(水)、参加者、会員12、会員外2名で実施。

・当日は、東吾野小学校の校長先生を先頭に全校児童51名が、 

  学校から歩いてユガテ広場に到着。

 木楽会側14名と顔合わせ、O.Kさんが歓迎のあいさつをし、

  記念写真を撮った。

・午前中は、ヒノキの伐採見学および伐採したヒノキを1m長の

  丸太に切り、皮むき、製材を行った。

 製材をしながら、線下のヒノキの枝打ちも順次行った。

 直径 20cm前後の丸太を、1年生から6年生までが交代しながら

  根気強く切り落としたのはいい体験になったと思う。

・午後は、ユガテの森ウオークラリー(森の話、木の実植物の話

  、草笛、木のぼり、沢探し)を行った。

 ムカデ梯子を3段につないだ木のぼりは、特に人気を博した。

  また、草笛は、2~3人音がでたとのこと、なかなかできないこ

  とに挑戦することも大切のようだ。

・2時過ぎには、再度、ユガテの畑に集合し、子供たちからのお

  礼の挨拶があり、O.Sさんが締めの挨拶をした。帰りは、橋本

  山を越え、福徳寺の方に下ったとのこと。

・地元の児童がユガテの森でいろいろな体験を通して森林や自然

  に関することを学習できた。

 また、会にとってはユガテの森が活かされたこと、各人の持ち

  味が発揮されたことは大きな成果であった。

 

 

E.5西川材フェアー

・11月16日(土)、参加者、会員12名で実施した。

・今年の西川材フェアーは、第37回全国育樹祭記念行事「

 2013育林交流会」会場である飯能市民会館の駐車場で開催さ

 れた。

 昨年までの市役所とは異なりマイカーの来場ができないため

 か人の出が少なかった。が、秋の穏やかな一日、お客さんと のふれあい、会員同士の交流を楽しむことができた。 

・コマ作り、船作り、糸鋸切り抜きは根強い人気があった。

 箸作りは、年配の女性が多かった。

・また、Kさん作の「この字何の木」を展示したところ結構見入 る人がいた。

 Oさんがヤマネの生息調査のパネルを展示・説明をした。

 

 

E.6三芳町産業祭

・11月10日(日) 9:30~15:00、参加者:会員7名で実施。

・三芳町からの依頼もあり、三芳町の産業祭に箸作り体験講座で参加した。

午後かラ雨予報有るも、終日降られることなく、風あるも好天に恵まれ、主体となる橋づくり

  体験講座は50名を超える参加者あり。なめこ等のキノコ類、T氏持ち込みの柿の販売も完売とな

  る盛況裡に終了。木楽会のピーアールに貢献。

 

E.7 天覧山・谷津田復活祭

・11月23日(土) 9:00~12:30に、参加者、会員4名、非会員

  :約50名で実施

 はんのう市民環境会議主催の天覧山谷津の里作りプロジェク

 トのイベントとして、天覧山入りにある谷津田に、飯能市民ら

 約50名が集まり、田んぼや周辺の林の整備を行った。

 昼食は、今年収穫した米を薪で炊いたご飯と、木楽会が作った キノコ汁を、フォークデュオの演奏を聞きながら参加者全員で 食べた。

 紅葉が始まった里山・谷津田での、秋晴れのさわやかなひと時

 だった。

 

 

以上

 

 

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