西川木楽会ニュース2014年冬号

 

 

西川木楽会ニュース2014年冬号(平成26年1月〜3月)  

 

A.ユガテの森作り活動

A.1 定例会

(1)1月度:1月25日(土)に、参加者18名で実施。

・10時から、Oさんの主導で、参加者全員が祭壇に榊を捧げ、山

  の神様へ今年一年の安全を祈願し、神様とともに御神酒を頂き、

  大福餅(今年のは柔らかかった)をいただいた。

・11:30頃から、Mさんから、日本の木材生産や利用の状況、鹿

  害の話等の林業の話と、林野庁が始めた「森林・山村多面的機

 能発揮対策」の紹介をいただいた。

 「森林・山村多面的機能発揮対策」は、ユガテやユガテ周辺

  の森林の整備、森林資源の活用、森林教育などのプランをつ

  くり申請すれば、500万を限度に支援いただけるとのこと。

 ユガテのOさんに参加いただき、Oさんの森林を順次整備させ

  ていただく等の話がでた。

  教室は、机といすを並べたキノコ発生用ビニールハウスの中。

  風を防ぐことができ解放感あふれる素敵な教室となった。

  が、暖房が無いのはさすがに寒く14時過ぎお開きとなった。

 

 

       

(2)2月度:2月22日(土) 2月14日に降った雪のため中止 

            その前々日の2月20日のユガテの雪の状態

        製材機手前       テラスの上方から       ビニールハウス

                                    

(3) 3月度:3月23日(土)に、参加者11名で実施

・ヒノキ苗の植栽60本…線下伐採跡地

・雪起こし17本…線下

・シイタケのコマ打ち用コナラの原木約60本準備…フィールド

     からきのこ園まで運ぶ

カツラの苗29本定植…トチノキエリアの上部、仮植えして置

  いた周囲

・シイタケのホダギ展開…昨年植菌して仮伏せしておいたもの

  定例活動としては11月23日以来4カ月ぶりでした。Kさんは畑の耕作

  していただいた。ユガテの森の雪もようやく消えマンサク、ウメ、ヤブ 

  バキが咲き春めいてきた。コブシの花芽も少しずつ大きくなっているよう    です。今年初めて鶯の声を聴いた。

     植栽のための地ごしらえ

 

B. 木工部の活動

B.1 木工部の活動報告

・1月〜3月は、3月9日実施の鉄道フェアーの準備がメインだった。

 名札/キーホルダー用材の磨き、舟本体と水車加工、コマ用材の磨きと穴あけ・バランス調整など。

 小型汽車の作成(丸太運び出し、切り分け、煮出し、部材加工、組立)を行った。

・3月2日の飯能市生涯学習フェスティバル「学び人ひろば」、3月9日の鉄道フェアーの準備、出店

 後かたずけ他を行った。

 

C.火曜日木工グループ

C.1 活動レポート

・1月14日(火)参加者5名で実施。鉄道フェアー出展機関車作成

・1月21日(火)参加者5名で実施。鉄道フェアー出展機関車作成

・1月28日(火)参加者4名で実施。鉄道フェアー出展機関車作成

・2月04日(火)参加者6名で実施。鉄道フェアー出展機関車作成

・3月04日(火)参加者6名で実施。鉄道フェアー出展機関車完成

・3月11日(火)参加者5名で実施。第2倉庫雨どい、風よけシート補修

・3月18日(火)参加者5名で実施。製材、小物品用板加工

・3月25日(火)参加者3名で実施。製材

 

 

D.ひまわりプロジェクト

D.1活動状況

  1月〜3月は、春に向け、畑の枯れた雑草を片づけ耕作の準備に明け

  暮れた。

  今年の春は、菜の花畑にする予定。

 

 

F.イベント、その他

F.1 飯能市生涯学習フェスティバル「学び人ひろば」

・3月2日(日)、富士見地区行政センターで行われ4名で参加。

  子供がひっきりなしに出入りし、例年になく多忙な一日になった。

  箸作りの部ではコンスタントに8組の親子がトライし、自由工作の

  部では恒例のフネ・コマに加え、ぶんぶんゴマや、糸のこ盤の切り

  抜き、巣箱(?)の作成や何やかやで、多様なイベントになった。

 

 

F.2 けんかつ鉄道フェアー

・3月9日(日)、埼玉県伊奈町の「埼玉県県民活動総合センター」

(大宮から北へ30分)で開催された「けんかつ鉄道フェア」に、

 主催者の「いきいき埼玉」から招待を受け出店した。

 参加者は14名。

・「西川材で木工体験」のテーマのもと以下行った。

 

@丸太切り:直径15cm位の手ごたえのある丸太を無料で切らせた。

      子供達にいい経験になった。

A箸作り:削り台を2台持ち込み。5時間で27名対応。

  ほぼ20分/1人を達成できた。

B自由木工:従来のフネやコマも含め、なんでもいいから木を

  使って工作してみよういう取り組み。

 結局はフネが大人気。5時間で56人に対応。

C押し花はがき:予め用意した押し花をピンセットでハガキに

 配置し張り付けるもの。17名に対応。

・来場者は、孫を連れたおじいちゃんやおばあちゃん、まだ若い

  親子等、保育園から小学校の低学年の子供が多く、しっかりと

  世代間交流ができ、また木とのふれあいができた。

 

  主催者のご満足をいただける内容だったと思う。

  また、丸太の機関車に見入る人も多く西川材の良い宣伝になった

             丸太切り
            自由工作

 

   以上 (発行:山中 和郎)

 

 

 

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