西川木楽会ニュース2013年春号

 

 

西川木楽会ニュース2013年春号(平成25年4月〜6月)  

A.ユガテの森作り活動

A.1 定例会

 

(1)4月度:4月22日(土)に、参加者13名で実施。

(1)ヤマネの生息調査巣箱設置…13か所に設置した。顔振峠方面は後日設置予定。

(2)平茸のコマ打ち…400コマ、約20本をシイタケ園の隣に伏せ込だ。

(3)散策路の開削…テラスの前からシイタケ園まで約50メートルをほぼ等高線上に開設。

     今後さらに整備をして自然観察や作業路として活用する予定。

(4)その他…シイタケ、ワラビ、ヤマウドなど収穫一部販売。

         ヤマネの巣箱設置

(2)5月度:5月25日(土)に、参加者10名で実施 

(1)定植して約2年が経過した果樹の苗木(ミカン、キンカン、

プラム、カキ)の動物よけネットの補強をした。

(2)遊歩道の整備。

(3)ヤマネの定期観察 13ヶ所。 残念ながら生息の気配なし。

(4)木工品の販売と緑の募金(木のホルダー13個、木のヘラ1枚、緑の募金:700円)

(3) 6月度:6月22日(土)に、参加者9名で実施

(1)ケヤキエリアの下草刈り及び動物よけネットの補修(拡帳)

(2)ウリハダカエデ(カエデ科カエデ属)の苗木をケヤキエリアに植樹

山ブドウ

(3)その他…山ブドウ及びサルナシを植えたユガテ広場のパーゴラ下の除草(山ブドウが元気に成長しているのに感動)。休憩所設置予定場所に仮杭を打った。

 

          山ブドウ

A.2 ユガテの春を楽しむ会

・4月13日(金)に、参加者34名(内会員:24名)で実施

午前中は、シイタケの駒打ち、たけのこ掘り、会場設定を行う。

  昼から食事と懇親。メインは天ぷら。タラの芽、ウド、行者ニン

 ニク、ヤブレガサ、シイタケ、サンショの小枝、セリ、イタドリ、

モミジガサ、ユキノシタ、ニンジンの葉等盛りだくさん。

また、炭窯ピザ、ダッチオーブン焼き豚、秩父みそポテト。

手作りの焼き立てはおいしい。

ヤマネの生息調査の話が有り、巣箱の取り付けも行われた。木楽会の責任で見守りたい。

A.3 5月連休臨時活動

・5月3日(金)、4日(土)に、参加者それぞれ8人、5人で実施。

シイタケ、ワラビ等山菜及び木工品の販売、

ユガテで箸づくり体験出店 実際に下山途中箸を削っていくハイカーもおり手ごたえを感じた。

製材機のエンジン調整等(本田さんエンジン調整有難うございました)

B. 木工部の活動

B.1 木工部の活動報告

(1)4月は、COMハウス敷地内整理等。他、ホタル観賞台の土台コンクリート打ちや床下の支柱立てなど

(2)5月は、COMハウス敷地内草刈り等。ホタル観賞台下排水溝コンクリート打ち、床下防腐剤塗装

(3)6月は、ホタル観賞会の準備


C
火曜日木工グループ

C.1 活動レポート

・4月02日(火) 参加者7名で実施 製材、箸材製作

・4月09日(火) 参加者4名で実施 製材置場新設

・4月16日(火) 参加者6名で実施 製材、箸材製作。エコファー(工具箱)、東屋関係打合せ

・4月23日(火) 参加者6名で実施 製材、製材機周辺整備

・4月30日(火) 参加者3名で実施 東屋用角材製材

・5月07日(火) 参加者4名で実施 東屋用角材製材

・5月14日(火) 参加者6名で実施 東屋用角材製材、工具箱部材製作

・5月21日(火) 参加者3名で実施 東屋用角材製材

・5月28日(火) 参加者8名で実施 製材機点検・調整(業者立会い)

・6月04日(火) 参加者3名で実施 東屋用角材製材

・6月11日(火) 参加者4名で実施 工具箱部材製作加工

・6月18日(火) 参加者7名で実施 工具箱部材製作加工

・6月25日(火) 参加者4名で実施 東屋用垂木、のじ板製材

 

D.ひまわりプロジェクト

  

D.1 活動状況

・4月〜5月は、ひまわりの種まきに向け、畑の耕運と雑草片づけ

を行った。また、落花生、胡麻の種まきを行った。

5月18日(土) グループ山人6名を加えた会員10名でひまわ

りの種まきを一日で終了。

・6月は、ひまわりの芽の回り雑草取りをやった。

6月22日には、山人の5名の応援を得て雑草取りが一気に進み

助かった。お蔭さまで、今年のひまわり栽培は順調で

 

F. イベント、その他

F.1飯能市エコツアー「ユガテの春を楽しむ」

・4月20日(土)、会員7名、一般参加者15名で実施

 東吾野駅に集まり受付・打ち合わせ後出発。

福徳寺から橋本山を経由ユガテの森へ徒歩で移動、途中

自然観察と山菜採りを行う。

ユガテの森でも同様に行う。午前の纏めとして山菜の

解説をガイドが行う。

採って来た山菜の天ぷら、リョウブ飯、味噌汁を作り

みなで食べる。

午後は、生物多様性・西川木楽会の活動状況について話した。

帰路は、新田を通り東吾野駅へ徒歩で移動。駅でまとめを行い解散した。

 

 

F.2 「荒川流域一斉水質調査報告」

 

・6月2日(日)、会員4名で実施

2班に分かれ高麗川本流:諏訪橋〜正丸峠下、

高麗川支流:虎秀川、長沢川、北川、南川の10ヶ所

で採水と水温、気温の測定をした。

旧南川小学校で、パックテストによるCCD値と電気伝導度

を測定した。今年は雨後のせいか昨年より悪い。

 

F.3彩の国シニア自然大学校公開講座

・6月5日(水)、会員5名、自然大学校スタッフ5名、一般参加者14名で実施

NPO法人国際自然大学校主催する彩の国シニア大学校公開講座の一つである「奥武蔵自然観察ハイキング」を、

木楽会が請け負うかたちで実施した。

西武池袋線「東吾野駅」に集合し、福徳寺・橋本山を経由ユガテの森へ、途中自然観察と山菜採りを行う。

ユガテの森でも同様に行動、お昼には山菜天ぷ らと味噌汁を提供、午後は西川木楽会の活動紹介後、

別コースで東吾野駅へもどり解散した。

 

F.4 西川木楽会通常総会

・6月23日(日)午後、飯能市・西武ガスホールにおいて、平成25年度通常総会が開催された。

 (1)13:00〜14:20は、通常総会。 

  平成24年度事業報告、平成24年度収支決算報告、平成25年度事業計画(案)、平成25年度収支予算書(案)の説明と審議が有  りそれぞれ原案通り承認された。

   また、定款第2条を変更し、事務所を埼玉県飯能市大字飯能291番地へ移転する提案は拍手多数で承認され(移転日  は、平成25年6月23日)、平成25年7月1日から2年間の理事・監事の改選は、事務局案で承認された。

   

   来賓として、飯能市長、川越農林振興センター所長、西川広域森林組合長の各代理の方から挨拶を頂戴した。

 (2)14:30〜14:55は、第1回一本の木オーディションの紹介。

   吉野代表から、来る、10月27日(土)に、「第1回一本の木オーディション」を開催するとの説明が有った。7月1日〜   8月30日で募集する西川材で作った木工作品や、西川地域の活性化プランを、10月27日に、駿河台大学の駿輝祭会場で   、別途募集するスポンサーの前でオーディション形式で評価するものです。

 (3)15:00〜16:45は、「これからの西川材の活路」と題して、

   協同組合 フォレスト西川 代表理事: 大河原章吉氏に講演して頂いた。

   西川地区の森林環境、林産業の変遷と歴史、木材の需要供給の構造変化、これからの西川材の活路についてお話しいた   だいた。

 

以上 (発行:山中 和郎)

 

 

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