西川木楽会ニュース2006年夏号 |
西川木楽会ニュース(夏号) 発行日;2006-6-30 活動報告(3月〜6月)
3/25(土)ユガテ活動 参加者19名(2004/11の20名が最後、以後10台) ・ヒノキの枝打ちを一本梯子5本フルに使って実施。1月、2月と2回実施しま したが今回は19名全員で行ったお陰でほぼ全部のヒノキの枝打ちが終わった。 同時に雪お越しの切れたロープは分解しないので出来るだけ回収しました。 ・丁度食べ頃で肉厚のシイタケがザル一杯に採れたので25個づつ位お土産で持 ち帰った。焼き、サッと醤油をかけて晩酌には最高のおつまみでした。
4/1(土)COMハウス補修用の間伐材の運搬 参加者8名 ・武蔵横手駅の左手、川向い白子地区の山(佐渡氏の紹介で地元石田さんの山) から杉の間伐材(直径150mm、長さ3m)を20本、軽トラで運びました。
4/8(土)ユガテの春を楽しむ 参加者36名(内子供5名) ・会員の参加者が21名と例年より少ないのが残念であった。 ・午前中は天候不順でとおり雨もありシ−トを張り、午後は一転快晴であった。 ・ヤマザクラはチラチラ、ユガテのエドヒガンザクラの大輪も見れずガッカリ。 ・豚汁、タラノメ、ヨモギ、ユキノシタ、シイタケの天ぷら、ワラビのお浸し、 とりたての竹の子の蒸し焼き、チーズ・ソーセージのスモークと盛り沢山の 料理でお酒も進み、文字通り「ユガテの春を楽しんだ」一日でした。
4/15(土)シイタケのコマ打ち 参加者7名 ・4/8(土)一部しか出来なかったシイタケのコマ打ちを実施、60本全て完了。 ・ログ倉庫のシャワー室から更衣室に変更した室のドアーの製作を行い、半分 完成し残りは次回とする。 ・ナタ5丁、トビ3本、かけや2本に「西川木楽会の焼印」を行った。
4/22(土)ユガテ活動 参加者21名 ・作業道補修、ベランダ工事用としてユガテ登り口の落合氏所有の森のヒノキ、 スギの間伐材(落合氏から寄付)を3m位にカットして運び皮むきを行った。 伐採したのが年末であり皮むきには苦労しましたが7割は出来ました。 ・更衣室は扉も完成しましたので後は床工事だけです。 ・社会福祉協議会の興梠さん、新人の宮澤君とヤングボランティアスクール、 市民参加のボランティア活動について打合せ。ヤンボラは「川」で検討。
4/29(土)練馬区社会体育団体「親子体操会」野外活動(ユガテ) ・坂井理事が会長の団体 大人:9名、子供:9名参加 10時〜15時 ・連休の野外活動の一環として自然の中での心身の発達、訓練を目的としてお り昨年に続いて2回目であり好評につき定常化して行きたいとのこと。 5/5(祝・金)むかし遊びをしよう 旧南川小学校(西吾野) ・参加者13組46名、地元15名、木楽会スタッフ17名、エコツーリズム5名 総勢83名と盛大でした。木楽会創立以来の大イベントであった。 ・9時40分、戸口校長先生の挨拶で開校し10時よりゲストが2組に分かれて 竹馬づくりと竹トンボづくりを始ました。良く切れる切り出しナイフを子供 達が取り扱うのをヒヤヒヤしながら見ていましたが誰一人ケガもせずに竹ト ンボを作る事が出来ました。 ・昼食は地元のおば様たちが腕によりをかけて打ってくれた手打ちうどんを ご馳走になりました。シイタケがいい味してました。 ・午後は独楽づくり、船づくり等をした後、むかし遊びのコマ回し、竹馬のり、 大なわとびをして遊びました。 ・午後3時、閉校式をしゲストは手ずくり竹馬、竹とんぼ、コマ、船、そして、 戸口さん特製のわらぞうりと佐藤さん差入れのカブトムシの幼虫をお土産に、 大満足で帰って行きました。閉校式が終わった時、大きな声で「ありがとう ございました」といってくれた男の子のことが印象に残りました。(三船) ・旧南川小学校は国道299号から横にそれた静かな山間(海抜260m)にあり、 それは学校というより映画で見た「24の瞳」に出てくる分教場のような建 物でした。傍らには今は懐かしい二宮金次郎の銅像とともに、平成5年に廃 校となった時の記念碑も建っており、庭はきれいに清掃され、樹齢数十年の 桜の大木とともに、いかに建物を地域の人達が文化財として大切に守ろうと しているかがよく実感出来ました。(小川)
5/13(土)大ぶなに会いに行こう 参加者10名 ・会員対象であり小見寺、古橋両森林インストラクターが引率、説明。 ・入間川の源流域、ウノタワの歴史や文化について説明の小見寺さん、木や植 物に関する豊富な知識を披露の古橋さんに感謝。お蔭様で標高が千メートル、 ウノタワの尾根の山の主、大ブナに会うことが出来ました。(小川)
5/27(土)ユガテ活動 雨天のため中止 ・大島、小川、落合、小見寺、松井、町で6/4の水質検査の打合せと採取ポイ ントの下見を実施。吾野志田のポイント下見後、高山不動への道路際の西川地域最大の大杉を見学に行きましたが残念ながら1ヶ月前に伐採されたとのことで、空洞もなく切り株にその片鱗が見え記念撮影しました。 6/4(日)荒川流域一斉水質調査 参加者6名 ・西川木楽会として初めて参加しました。大島さんの指導に寄り2班に分かれ て実施。高麗川の上流部と支流で合計10ケ所の水を採取し、旧南川小学校に 集まり水質の検査をしました。COD,PH,NH4N,NO2Nをパックテストで判断しま した。結果はみな「少し汚れているがきれいな水」でした。(小見寺)
6/17(土)ユガテ活動 参加者16名 ・テーブル置き場の奥に竹炭窯設置工事開始にあたり安全祈願の儀式を行い、 2台の窯の設置工事ほぼ完了。6/20レンガ張りを実施。 ・最下部のトチノキから下刈り、線下エリアの下刈りとつる切りを実施。 ・前々回の残りの間伐材のヒノキ数本の皮むきを行った。
6/20(火)ユガテ臨時の竹炭窯設置作業 ・大野、小見寺、落合、三船、小川で落合宅の山から赤土を土嚢袋30袋軽トラ で運搬。レンガを竹炭窯の前上部に赤土で塗り固めました。 落合、三船は炭焼き用竹をユガテ落合氏の竹やぶから伐採し短く切断して、次の作業の準備に備えました。 ・午後から松井、宮島両会員も参加し、7月の定例活動の時に是非会員の皆様に 流しソーメンをご披露したく半割りにした竹をきれいに仕上げていました。
6/24(土)平成18年西川木楽会通常総会 南川小学校 ・総会参加者:66名(出席:30名、委任:36名) 全ての議案が全会一致で承認されました。 ・午後のシンポジウムは栗原慶子さんがコーディネーターで会員の井上氏、小見寺氏、 桑原氏、吉野氏が「やってるよ!西川地域、西川材」をコンセプトとした発表を行い、12年前の同会場における西川木楽会発足時に立ち返ったと思われる活発な討論を展開しました。
3月〜6月の活動ポイント ・一本梯子、安全ベルトを使った4m、6mの枝打ち実習訓練 ・竹炭窯の設置工事 ・COMハウス作業場改修工事
TOPICS ・会員で東京農業大学林学部4回生の小久保孝志氏から卒業論文「西川の山仕 事師・中里吉平氏の記録」の提供がありました。昨年夏頃から中里さんとの ヒヤリングを重ね山仕事50年の体験談を卒論60頁に纏めた力作です。 指導の宮林教授からもたいへん誉められたとのことでしたが、よく纏まって いると思います。なお、小久保氏は卒業後は自衛隊幹部学校(久留米)に入 校とのことで退会の申出がありました。 ・法人市民税均等割50千円、法人県民税均等割20千円の減免申請を行った。 ・平成18年度「地球温暖化防止の森林づくりボランティア活動支援事業助成金」 交付申請書を(緑推)に締切ギリギリの4/20(木)に提出しました。 ・2005年度森林・林業白書が発行されましたが、「団塊の世代の定年後の活動 として森林づくりを推奨している」内容とのことで、そういう意味からすれ ばわれわれ木楽会会員は10年前から先取りしており多いに自信を持って良い と思った次第。 ・ヤングボランティアの担当は小川さん、島野さんにお願いしました。 新入会員 会員数は102名(4/1時点) ・岡田 明和 所沢市小手指町
退会会員 ・小久保 孝志 ・高橋 幸逸
事務局からの連絡事項 ・ 平成17年度決算処理を会計担当大竹氏と町で4/19(水)行いました。 会計監査を大島、酒井両監事により5/19、6/7に実施しました。 ・事務局担当の町が高田馬場のアクトビジネスを5月末で退社となり、2001年 から5年5ヶ月続いた木目細かな事務局作業が行えなくなりました。サービ ス低下を避けるべく、小川氏、三船氏に手伝っていただくことになり、その ための引継ぎを4/29(土)にCOMハウス、富士見公民館で行いました。 ・平成17年度「地球温暖化防止の森林づくりボランティア活動支援事業助成金」 は申請額300千円に対して、△12千円の288千円でしたが大助かりです。 今年度についても申請はしましたが(緑推)の手違いで「緑と森の森林基金」 に変更申請中です。期間は2006-9-1から2007-8-31です。 ・テントが完成し、6/1ユガテ倉庫に納品しました。3間X2間です。 ・総会で承認いただいた平成17年事業報告書等6書類を6/30(金)埼玉県西部 地域創造センターに提出。これにて17年度のNPO法人の事務作業は完了。 ・6/28、ニュース夏号と3ヶ月予定表を送付しましたのでご確認願います。 以 上 (発行:町 利明) |